実はヘルシー!?ネパールのカレーに影響を受けたこだわりの一皿
JR埼京線「十条」駅から徒歩3分。 からし焼きの名店「大番」さんが移転前にお店を構えていたところに新しくできた「スパイスカレー屋さんの台所」。
イタリアンの料理人だった店主さんが、ネパールカレーとの出会いを経て開いた、ちょっと変わった経歴を持つカレー専門店です。
写真をタップするとスライドショーで見ることができます!
扉を開けると、「いらっしゃいませ!」と店主さんが笑顔で迎えてくださいました。 店内は白を基調とした清潔感のある空間。
お水も手の届くところにあり、Wi-Fiも完備されていて、ひとりでも入りやすい作りになっています!
基本の「シンプル」カレーに、自分好みのトッピングやスパイスを足して楽しむことができるこちらのお店。
メニュー右側はカレーライスの上に直接トッピングを乗せてもらいたい人向け、 左側はトッピングを別盛にしたい人向けです。
優柔不断なのでおすすめを伺ったところ、 「メニュー右側の『5点セット』は、左側の『スペシャルセット』からサラダを抜いたものなので、”サラダはいいからお得にたくさんトッピングを楽しみたい”という方にはおすすめです!」 と教えていただきました。
仰る通り「サラダはいいからたくさんトッピング派」の私、5点セットで即決です。
野菜の甘みが生きたルー!トッピングやスパイスで無限のカスタマイズを楽しんで
注文も完了してほっと一息。
そんな時にまず目に入るのが、ラックに入った8種類もの卓上調味料! 定番のブラックペッパー、ハバネロ、ハラペーニョ、唐辛子などの辛味スパイスから味を引き締める塩、シビ辛中華の定番スパイス花椒、さらにはガラムマサラ、パプリカ…これ、なんと全部試していいんです!
ほどなくしてカレーが到着!
玉ねぎとトマトで仕込んだ、明るく鮮やかな色のルーが食欲をそそりますね。 ルーはとってもまろやかで口当たりが優しい! 辛いものが苦手な方でも安心して食べられる仕上がりです。
実は一度に8kgにもなるという大量の玉ねぎとトマトを、小麦粉も油もほとんど使わずに野菜の水分だけで丁寧に煮詰めるという、かなり手の込んだ仕込みから生まれているんです。
だからこそ、実はヘルシーなのにとっても深みのある味わい。 炊き方にもこだわっている魚沼産のお米との相性も抜群で、大盛り無料というのも嬉しいポイント!
唯一の後悔は大盛りにしなかったことです…次は絶対に!(笑)
ひととおりルーを楽しんだら、いよいよ卓上調味料で味変タイムです。
店主さんのおすすめは花椒とハバネロ。
まろやかなルーを一気に引き締めてくれる2種ですが、個性がまったく違うんです。 花椒は痺れるような香りがマイルドなルーに意外なほどマッチして、よりエキゾチックな風味を引き出してくれます。
一方ハバネロは、とにかく辛いものが好き!という方にこそ試してほしい一振り。 どちらもかけた瞬間からがらっと表情が変わって、同じカレーとは思えないほどです。
充実のトッピングは、目玉焼き・タンドリーチキン・厚切りベーコン・チーズ・バター!
このお店のカレーの元になっているネパールカレーは本来、スパイスは控えめに野菜や豆の風味を生かしたものが多いのですが、 カレー=「がっつり食べたい!」というお客さんのニーズに応えるべく、ハンバーガーショップのトッピングを参考に、店主さんが独自に考案したこだわりのチョイスなんです。
そんな店主さんの想定をも超えてくるがっつり好きさんの中には「目玉焼きダブル」「タンドリーチキンダブル」というツワモノのお客さんもいるとか(!)
中でも特におすすめしたいトッピングが、タンドリーチキン。 丁寧に水切りをした濃厚なヨーグルトで漬け込んだ本格仕様で、スプーンでほろっと切れてしまうほど柔らか。ヨーグルトのコクとスパイスの風味がたまりません。 正直タンドリーチキンだけで一皿食べられてしまいそうなほどで、ファンのお客さんが多いのも納得です。
さらに女性人気のトッピングはパクチー。 自分の好みの量を取れるスタイルで、ガサッと山盛りにしてもよし、少し添えて隠し味にするもよし。こちらもガラッと味の印象が変わりそうです。
あっという間に食べ進めてしまい、お皿の底が見えてきました。
「そういえばドリンクメニューはあるのかな」とメニューを裏返したら、嬉しい発見が。 自家製ラッシーがあるじゃないですか!迷わず注文しました!
この日のラッシーはマンゴー風味で、食後のデザート代わりにぴったり。 今後はプレーン・レモン・白桃なども日替わりで展開予定とのこと! ラッシーだけでなく、お酒の提供もありました。
クラフトビールや日替わりハイボールもあって、どれもカレーとの相性は言わずもがな抜群のはず。
ラッシーを飲みながら店主さんとお話ししていたら、すっかり長居してしまいました。 お腹いっぱいです!ごちそうさまでした。
イタリアンからカレーへ。大胆な転身の裏にあった、運命の一皿。
これだけ美味しいカレー、きっと店主さんも別のカレー屋さん出身?と思いきや、実は意外なルーツが。
なんと、18歳からイタリアンレストランで20数年以上のキャリアを積んで来られたんだとか。 昨年ご体調を崩されたことを機に今後の生き方を考える中で、奥様の後押しもあって独立を決意!
イタリアンからカレーへ——一見すると大胆な転身ですが、きっかけはイタリアン時代に出会ったネパール人の料理人の方が作っていたカレーの美味しさだったんだそう。 その味を日本人向けにアレンジしようと、試行錯誤を重ねてたどり着いたのが今のスタイルです。
ワンオペで回せるお店という条件のもと、限られたスペースで調理動線を工夫しながら毎日営業されています。
今後はイタリアンのルーツを生かした麺系メニューや、Uber Eatsなどのデリバリー対応も準備中とのこと!とっても楽しみですね。
カウンター越しに話す店主さんの笑顔が、とにかく明るくてあたたかいんです。
暑くてしんどい日でも、ここに来ればカレーと店主さんの人柄で元気をもらえる気がします。 疲れた時こそ、ついつい足が向いてしまいそうなお店です。
ぜひ、自分だけのトッピングの組み合わせを見つけに来てみてくださいね!
スパイスカレー屋さんの台所の店舗情報
【住所】〒114-0034 東京都北区上十条2-11-10
【Instagram】https://www.instagram.com/spice.curry.daidocoro
【営業時間】11:00〜20:30(日曜17:00まで)
【定休日】毎週水曜日
“かのこ”とは何者?
鹿野 結子(しかの ゆいこ)
<経歴>
1999年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
学生時代から、被写体の話を聞きながら写真を撮ることがライフワーク。
過去に容姿やアイデンティティに悩んだ経験を糧に、教育や福祉事業の仕事を経験した後、
写真と対話を軸にした屋号 “margo” を旗揚げした。
これまでに撮影した人物は100名を超え、JUJO WALKERをはじめとするWebメディアや 書籍「幸せになる! 50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方(宝島ムック)」に 掲載する写真の撮影にも携わる。
開業後、撮影に慣れていない方にも安心してご依頼いただけるよう、 パーソナルカラー活用アドバイザーの資格を取得。
<個人的なこと>
小さいときから十条で育ち、このまちの人やお店に、たくさんの思い出と愛着があります…!
クラフトビールや日本酒を飲むのが大好きで、時々ひとりで飲みに行くことも。
音楽を聴くのも日課で、歌謡曲から最近の流行りまで、好きな曲がないかいつもチェックしています。 ぜひおすすめがあれば教えてください!













