洋食

Dining Bar Rio|北区十条|料理に精通した気さくなママさんのお料理を楽しむひととき。

思いやりとこだわりに溢れる、気取らないダイニングバー

JR京浜東北線「東十条駅」から徒歩3分。
活気あふれる東十条商店街を背に、落ち着いた雰囲気の北口(西側)を出て、
大通りを左手に進んだところにある『Dining Bar Rio』さんへ。
通りに差す温かい灯かりと、美味しそうなお料理の写真に惹かれます。

写真をタップするとスライドショーを見ることができます!

お料理も種類豊富で、写真からも伝わってくるこだわりの雰囲気!
今日もどんなお料理に癒やされるのかな。
仕事も頑張ったし、さっそくお邪魔したいと思います。

「いらっしゃい!」と満面の笑みで迎えてくださったママさんは、
都心のフレンチレストランやビストロで修業を積み、
百貨店のデモンストレーターなども務めた確かな腕の持ち主。

それでいて初めてでも家族のように迎えてくれる懐の深さに惹かれ、
足繫く通うお客さんも少なくありません。

店内は広々と奥行きがあり、カウンター席のほかにテーブル席も完備。
ゆったりした時間が流れる居心地の良い雰囲気と、どこかスナックのような
ディープさが共存する空間が癖になります!

まずはビールで乾杯!慌ただしい日常からちょっと離れて、
思いのこもったお料理を堪能します!

シンプルな味付けで勝負する、体とこころがよろこぶメニューの数々

まずは予約なしで注文できる「おまかせ3品コース」を。
オーナーのおすすめする、日替わりのラインナップを楽しむことができます。

1品目はこのお店の定番、春雨の辛し和えを。シンプルな見た目ながら、
一口運べば挽肉の旨味の絡んだ春雨がピリッと後をひく一皿です。
ビールや焼酎との相性も抜群。春雨でこんなにお酒が進むなんて!

2品目いただいたのはラタトゥイユ。野菜だけなので色々と加えたいところですが、
なんと化学調味料を使わず、味付けは塩のみ!

これが不思議で、ごろっとたっぷりの野菜から
野菜本来の甘みや旨味が全面に押し出されています。
また、全体を優しく包み、トマトの酸味がアクセントがいい!

余計なものは必要ない、素材が持つ美味しさだけで勝負!
素材の味を見極め、最低限でかつ最大の味わいを出すママさんの腕の賜物ですね。

ここでビールを飲み干し、ワインも気になりますが…
あえて麦焼酎「いいちこ シルエット」をソーダ割りでいただきます。
穏やかな香りと、これぞ麦焼酎!という旨味が、
Rioさんのシンプルな味付けをより一層引き立ててくれますね!

ボトルで飲んでいるとスナック感がより際立ってきますが、これがいい!
自分のペースでしっぽりと飲みながら、ママさんのお料理を待つ。
このゆっくりとした時間が何とも言えません!

どのお料理もすごい優しい味わいで、そして何よりボリュームも満点!
ママさんの美味しいものを食べてほしいという想いが伝わってきます。
さて、次はRioさんの中でも人気のメニューをいただきます!

バケットといただく意外性、あの居酒屋定番のお料理がこんな上品に!

ここでそろそろ、がっつりメイン系をいただきたい気分に。
今回はじめて食べてビックリしたのが『牛すじの煮込み』!
えっ、バケットも一緒に出てくるんですか!?

ここでそろそろ、がっつりメイン系をいただきたい気分に。
今回はじめて食べてビックリしたのが『牛すじの煮込み』!

えっ、バケットも一緒に出てくるんですか!?
そして、このボリューム感。くどいのかなと思いきや…。

一口目で一瞬「えっ」と時が止まる、驚きのトロットロな食感!
塩ベースのかなりあっさりな味付けなのに、脂の甘みが口いっぱいに広がる。

また、牛すじから出たお出汁とバケットとのハーモニーは言わずもがな!
こんなに濃厚なのに、くどさがなくてパクパク食べられてしまうのが不思議!

牛すじも丁寧に煮込まれ、素材の味を崩さずに上品に仕上がっている。
必要最低限の味付けでなければ、この上品さは表現できない!
ママさんの愛情が込められた一品ですね!

上品な牛すじを食べたあと、今日は運良くあった『銀ダラの煮つけ』を注文。
これまでとは変わった純和風なメニューもいただけちゃうのがいいんです!

タラは淡白でちょっと味気ないイメージでしたが、この煮つけは別格!
ふわっふわの身には程よく脂がのり、ご飯が欲しくなってしまいました。
きりっとしているのにしつこくない、お出汁と醤油の効いた味付けも抜群!

疲れているときに濃い味付けのものを求めがちですが、
逆に食べ疲れするときもありますよね。味が濃くて疲れちゃう…。
という方にこそ、この味をぜひ知っていただきたいです。

「本当においしい料理は、体にもやさしい!」

どのメニューにも共通する、素材を生かしたシンプルな味付け。
その話題でお客さんの1人がふと「『おいしいものをたくさん食べた!』って感じがするのに、
食後お腹が重くならないんだよね」と仰ったのに対して、すかさずママさんは…。

「余計なものを入れない料理は、本当においしいだけじゃなくて、
消化にもいいから、次の日しっかりお腹が空くの。」とおっしゃいました。

この一言がとっさに出るなんて、お一人でやられててとても大変なのに、
普段どれだけ手間を惜しまず、料理と向き合っていらっしゃるんでしょうか。

そんなママさんの周りは、彼女を慕うお客さんの笑顔であふれています。
ふと居合わせたお客さん同士で会話を交わしたり、
ママさんのおしゃべりにみんなでつっこんだり。

このひと時も、過ごす時間を彩るスパイスです。
大切な人と一緒に訪れたくなる、あたたかく美味しい時間が流れる夜でした。

十条地域には、そんなお店がたくさんありますので、
ぜひ開拓してみてくださいね!

Dining Bar Rioの店舗情報

【住所】〒114-0032 東京都北区中十条3-2-9 1階
【TEL】070-9140-6729
【Instagram】https://www.instagram.com/diningrio/

”かのこ”とは何者?

<経歴>
1999年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
学生時代から、被写体の話を聞きながら写真を撮ることがライフワーク。
過去に容姿やアイデンティティに悩んだ経験を糧に、教育や福祉事業の仕事を経験した後、
写真と対話を軸にした屋号 “margo” を旗揚げした。

これまでに撮影した人物は100名を超え、JUJO WALKERをはじめとするWebメディアや
書籍「幸せになる! 50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方(宝島ムック)」に
掲載する写真の撮影にも携わる。
開業後、撮影に慣れていない方にも安心してご依頼いただけるよう、
パーソナルカラー活用アドバイザーの資格を取得。

<個人的なこと>
小さいときから十条で育ち、このまちの人やお店に、たくさんの思い出と愛着があります…!
クラフトビールや日本酒を飲むのが大好きで、時々ひとりで飲みに行くことも。
音楽を聴くのも日課で、歌謡曲から最近の流行りまで、好きな曲がないかいつもチェックしています。
ぜひおすすめがあれば教えてください!

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