魚一1号店|北区十条|お馴染みのメニュー、なのに初めて出会う深い味!鮮魚と信州そばが自慢の居酒屋

胸を張って大切な人を連れて行きたくなる居酒屋さん

JR埼京線「十条駅」から徒歩約6分。駅前の大通り沿いに進んで、 落ち着いた住宅街へ入ったところにある「魚一1号店」さんへ。 旬の食材を「おっ!」を思わせてくれるような形で出してくださるので、足を運んでしまいます。

写真をタップするとスライドショーを見ることができます!

魚一1号店さんは、鮮魚と信州そばを中心に、日々真剣に料理と向き合う居酒屋さん。 メニューや看板を見るだけでも、端々から「本当に美味しいものを提供して、 お客さんに笑顔になってもらいたい」という熱い思いが伝わってきます。

「いらっしゃい!」と気持ちのいい店主さんと店員さんたちに笑顔で迎えられ、席に着けばほっと一息。 店内はとても静かで、仕事のことはスッパリ忘れてゆっくりできる雰囲気が好きです。

今日は、とことん美味しい料理とお酒をゆっくり味わいたい! そんな気分の時、「ねぇ、せっかくだから美味しいもの食べに行こうよ!」と 友達や大切な人を連れて行きたくなるお店です。

みんなで席に着いたら、まずはよく冷えた生ビールで乾杯! あ~、お腹が空いてきました!

魚一1号店の代名詞!腕を磨き続けた集大成がここに。

あれもこれも美味しそうと、メニューをあちこち見ていたら、おっと忘れちゃいけないのがお通し! 3連のお皿に盛り付けられた、お酒に合うおつまみがちょっことづつ、これがいいのです。

その日で変わるお通し。この日は「バイ貝のうま煮」「あん肝ポン酢」「里芋の唐揚げ」。 暑さが落ち着いて、少しずつ秋を感じられるようになってきたので、温かいお料理から、 一品料理としても十分出せるお料理を贅沢にお通しにしてくださってます。最高のビールのお供です!

そして、夏から秋にかけて美味しいのが茄子!季節を意識した「本日のおすすめメニュー」から、 長なすのお浸し 生姜ジュレがけをいただきました。肉厚ジューシーな茄子のお浸しなんて、 まさに間違いない美味しさ。大葉と胡麻、鰹節の風味がふわっといいアクセントになっています。

次にいただいのは、大根のサクッと揚げ。お店でも一番人気で、皆さん必ず注文するそうです! 圧力鍋で柔らかくし、じっくりとお出汁で煮込んだ大根を、薄衣で包んでさっと揚げて…。 あつあつを頬張れば、サクっとした衣の中から、しみしみ大根の優しい旨味が広がり、至福の瞬間です。

そして、店主さんが料理人生の中で最もこだわってきたというのが、鮮魚の盛り合わせ。 このボリューミーさと華やかさ。その日によってネタも変わるのですが、 いつも店員さんが丁寧に説明してくれ、食べる前からワクワクが止まりません。

時間があるときには足立市場に赴いて、自分で目利きをしたりと、 とても勉強熱心な店主さんが作るお造りは、来るお客様を魅了します。

今日のネタは、ホタテやカツオに、ブリ、タコ、シマアジ、そして新鮮でないと 食べられないサンマと、高級魚のノドグロ、希少部位のマグロの脳天まで。

切りつけ方が綺麗で食べやすく、上品な脂が口の中でとろけます。 こんなに豪華なお刺身を前に、日本酒を我慢するのは至難の業です。

店員さんにおすすめを伺い、兵庫県『龍力 播州辛口 ひやおろし』をいただきました。 かなりキリっと辛口で、脂の乗った鮮魚の後に飲めば舌がスッキリ。 その後の魚の旨味も引き立ててくれます。

鮮魚と日本酒の組み合わせにうっとりと酔いしれ、こうなると他のお料理も食べたくなります。 魚一1号店さんの良さは一品料理にも!そして、最後はやっぱり…。

旬の素材の味を楽しみ、最後は罪悪感ゼロのあのお料理で

続いていただいたのは、秋鮭と里芋のクリーム煮。 「えっ、洋食?」と思うかもしれませんが、味付けはまさに和風! ほくほくの里芋の甘み、秋鮭やキノコの旨味が、日本人好みの味わいへ変えます。

ついつい、お料理にばかり目が向きますが、ドリンクにかけるこだわりもすごいです。 例えば、こちらのジンジャーハイボールのジンジャーシロップは自家製!

大量の生姜と様々な素材を煮詰めて作っていて、生姜の持つワイルドなスパイシーさと 華やかなが鼻腔をくすぐります。

お酒がを飲めない方にはジンジャエールでも楽しむことができます! 飲む人も飲まない人も一緒に「美味しい!」と笑顔になれる。思いやりを感じます。

だんだんお腹は満たされてきましたが、ここで〆るのはまだまだもったいない…。 そんな時におすすめなのが、この自家製釜揚げ豆腐です。

豆乳選びから始めて、お店で炊き上げますが、炊くときの温度管理やにがりの量などで、 出来上がりが違ってくるので、目が離せません。

初めての方は、まずそのまま食べてみてください。 一気に広がる複雑な大豆の香りと豊かな甘みに、必ず驚くはずです。

味変には塩もおすすめ。味が引き締まり、甘みがより引き立ちます。 大豆の旨味一本で勝負するからこそ楽しめる食べ方です。

冷奴に合わせるならこんなお酒も…とお願いしたのは、富山県『満寿泉 ひやおろし』。 ふくよかな甘みと香りがありつつすっきりとしていて、お豆腐とのナイスコンビです!

そして、ここで店主さんのおすすめにより、この日一番の目玉となる日本酒をいただくことに! その名も、山形県『十四代 EXTRA 純米大吟醸生詰』。

運良く入荷されていたとのことですが、なかなかお目にかかれるものではありません。 恐る恐るいただくと、よく熟れた柑橘のように力強い風味と、爽やかな発泡感に驚き! こんな出会いがあるなんて、本当に今日も来てよかったです…!

十四代の感動が収まらないうちに、〆の信州そばがやってきましたよ。 この日はざるそばと鶏つくねのつけ汁そばをいただきました。 一目見ただけでも透明感を感じます!

魚一1号店さんのおそばは『信州そば』。香りが豊かで、ツルッと感と喉越しはなんとも言えません。 何よりさっぱりしているので、シメに食べても罪悪感がないかも!?

実はお蕎麦の風味は、熱にとっても弱いんだとか。石臼挽きのそばにこだわり、 機械で挽いた蕎麦粉では味わえません。

初めての方はざるそばで食べていただき、そば粉の香りと喉越しを楽しんでほしいです。

つけ汁そばは、鶏つくねから出たジューシーで濃厚なお出汁をくぐらせると、 そばの香りと鶏肉の旨味がダイレクトに駆け抜けてきて、満足感も抜群。 大ぶりなのにジュワっと柔らかい鶏肉が良いアクセントになっています。

おそばと信州そばによく合うそば汁はテイクアウトでお持ち帰りができるということで、 我慢できずおみやげに購入してしまいました。

こんなに美味しいものばかりでお腹をいっぱいに出来るなんて、本当に幸せなことです。 また来ます!今日も本当にごちそうさまでした!

店主さんの情熱に彩られる十条の夜。次はいつ来ようかな?

「本当よく飲みますね!」とはにかむ店主さんに出口まで見送っていただき、お店を後にしました。 それはそうです!こんなに美味しいお料理とお酒があったら、セーブする方が難しいです…。

「えっ、こんな味に十条で出会えるの?」そんな日々の驚きは、こだわりを持って 十条でお店を開かれている店主の方々や、志ある店員さんたちに支えられています。

これって当たり前のことじゃないんですよね。そんな「当たり前を超えた驚き」に溢れる十条。 その魅力に、ぜひ何度でも触れてみてくださいね。

魚一1号店の店舗情報

【住所】〒114-0034 東京都北区上十条3-4-10 朝日シティパリオ十条
【TEL】03-6454-3665
【Instagram】https://instagram.com/uoichi_ichigou/
【X】https://x.com/uoichi_ichigou/

”かのこ”とは何者?

<経歴>
1999年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。 学生時代から、被写体の話を聞きながら写真を撮ることがライフワーク。 過去に容姿やアイデンティティに悩んだ経験を糧に、教育や福祉事業の仕事を経験した後、 写真と対話を軸にした屋号 “margo” を旗揚げした。

これまでに撮影した人物は100名を超え、JUJO WALKERをはじめとするWebメディアや 書籍「幸せになる! 50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方(宝島ムック)」に 掲載する写真の撮影にも携わる。

開業後、撮影に慣れていない方にも安心してご依頼いただけるよう、 パーソナルカラー活用アドバイザーの資格を取得。

<個人的なこと>
小さいときから十条で育ち、このまちの人やお店に、たくさんの思い出と愛着があります…! クラフトビールや日本酒を飲むのが大好きで、時々ひとりで飲みに行くことも。

音楽を聴くのも日課で、歌謡曲から最近の流行りまで、好きな曲がないかいつもチェックしています。 ぜひおすすめがあれば教えてください!

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