人の温かみ、食材が持っている温かみをお客様と共有していきたい【饗酒堂 温】

店主へのインタビュー動画

旬や食材にこだわり続ける和食居酒屋さんへ


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今回はJR埼京線「十条」駅から1分ほど、プチロードを通り抜けた先、
2階にお店を構える「饗酒堂 温(きょうしゅどう おん)」さんへ。
以前、日本酒と美味しいお料理を堪能したお店です。

毎回いいなぁと感じる『饗酒堂(きょうしゅどう)』という言葉。
お酒でおもてなしするところという意味で、まさに温さんにぴったりの言葉。

この暖簾をくぐった先に美味しいものが待っていると思うと、
いつも心が踊るんですよね♪このドキドキ感もたまらない。
では、さっそくお店に入っていきましょう。

店内に入ると、本当にここは十条か?と思わせる雰囲気。
落ち着いた雰囲気を演出する調光が、一瞬十条にいることを忘れさせてくれる。

店内は掘りごたつ、カウンター、個室がございますが、
この日はカップルやサラリーマンの方々でとてもにぎやかな感じ。
普段はお客様の約7割は女性とのことです。

そして、饗酒堂の名にふさわしく店内の至るところに酒瓶。
いつもどのお酒を飲もうかなぁと悩んでしまうのです。

見つけてしまいました『常時50種類以上あります』という言葉。
お酒に対してのこだわりもとても感じます。

そんなこだわりのお店を切り盛りされているのが店長の天内さん。
20年以上の歴史あるお店を守り続けてきたとのことです。

今日はどんなものに巡り会えるんだろう、気持ちが高鳴る編集員たち。
乾杯も早々に済ませ、さっそく注文をしていきますよ♪

『自然のものってこんなに美味しいの!?』目の当たりにしたお料理とは?

まずはじめに編集員たちを出迎えてくれたのは毎回違うお通し。
この日は自然な甘さがどこか懐かしい『さつまいもの甘露煮』から。
忘れていた食欲を一気に蘇らせる。さて、今日は何を食べようかなぁ。

温さんの手書きメニューはすべて天内さんが書いているとのことです!
細かいところにもこだわりを感じ、ついつい見入ってしまう編集員たち。

まずはこの辺からいきましょうか!『焦がしバターのポテサラ』。
温玉なんか乗ってたら美味しいに決まってます♪
あとから追ってくるバターの香ばしさとコクがやば過ぎる^^

そして、温さんといえば『高知県漁港直送のお刺身』です!

その時その時で美味しいお魚を直接送っていただいているそうです。
この日は、イサキ、カンパチ、ヨコスジフエダイ、マダイ、カツオの5種類。
少し締まりも取れて、ほどよくもっちりとした食感がたまらない。

そして、全部美味しい!でも、一際目立ったのがこの真ん中に座するカツオ!
全然カツオっぽい赤色ではなく、白身魚に近い色合い。

口に入れた瞬間びっくり!脂のノリが半端ない!!
まったく臭みはなく、口の中でキレイな脂がとけていく。
香りよし、味もよし、こだわりのお魚に舌鼓を打つ編集員たち。

美味しいお魚も堪能しましたし、やっぱり旬のものも食べていきたいですよね。
ということで、『極太アスパラの天ぷら』をいただきます。
写真だと伝わりきらないですが、相当ぶっといです♪

噛み締めたときのほっこり感!そして、じゅわ~と溢れてくるアスパラの汁。
アスパラが太くないと、絶対にこの美味しさは出せないですよね…。
この時期に食べないと本当に損しますよ^^

絶対に損したくありませんので、頼んじゃいましたよね。『極太アスパラの炭火焼き』。
だって、美味しいんですもん!!ご勘弁ください^^

天ぷらも美味しかったけど、この炭火焼きもすごい良い!
炭火の輻射熱(ふくしゃねつ)で中までじっくり火が通り、
アスパラ汁が一気に溢れ出てくる。アスパラってこんなに美味しいんだぁ。

もう一つ!編集員たちが狙っていた旬野菜は『皮付きヤングコーン』。
この時期にしか食べられない逸品。これを炭火で焼くとすごい美味しいんですよね。

このヤングコーンを食べると、夏が近づいてるんだなぁと実感します。
トウモロコシにはない、このさっぱりとしたあま~い香りに虜になります。
でも、美味しいのは身だけではないんですよ。

このひげを楽しまないとをヤングコーンを食べたとは言えません。
想像しているよりもすごい甘いんです

温さんのいいところは、お出汁と一緒に焼いてくださるので、
その甘さがさらに際立つように仕上げてくださいます。うん、最高です♪

自然のものをシンプルに仕上げているのに、こんなにも美味しい。
食材には旬があり、その食材の良さを活かしながら料理してくださる。
編集員たちは、その有り難さを噛み締めながらお料理をいただきました。

『なんとも意外!!』ちょっと変わったお料理もあり!?

旬のお料理にテンションの上がっている編集員たち。
ここらでちょっと日本酒が飲みたくなってきちゃいました。
季節の日本酒もたくさんありますが、隠れた日本酒もあるっぽい♪

ということで、利酒師を持っている天内さんにいいやつを出してもらいましたよ。

出していただきました!『新政 No.6 X-type』!
この可愛らしいラベル、かなりお洒落な感じです♪

最初に香りを楽しんでほしいということで、ワイングラスに注いでもらいます。
鼻を近づけると感じるとってもジューシーでフルーティな香り。
口に含めると新政独特の心地よい酸味が広がり、
最後はキレも良くサーっと消えていく。これは美味しい♪

ここでちょっと箸休めてきな感じで頼んだのは『自家製燻製チーズ』。
日本酒との相性も抜群にいい!厚さもちょうどよく、パクパクいけちゃいます。

このあたりでお肉もいただきましょうか♪まずは『白レバーのたたき』。
新鮮で濃厚な白レバーを軽く炙って、ポン酢でいただきます。
臭みも全然なくて、とろ~りと口の中でとろけていきます。

これはめちゃくちゃヤバかった『鶏のからあげ』。
写真だと大きくないように見えますよね。でも、こぶしサイズくらいあるかも

噛み締めたときの肉汁が半端ない!!お肉が大きいから肉汁感が出ていいんですよね!
ニンニクも効いていて、食べただけでパワーが付きそうです^^

ここで日本酒をおかわり♪『田酒(でんしゅ)特別純米』です。
天内さんが今食べてる料理には熱燗がいいということで、おすすめの飲み方に。
この気配りも非常に気持がいいですよね^^

この徳利もいいんです。2重構造で熱いお湯が入っているんです。
熱燗ってすぐに冷めちゃいますけど、この徳利は温かいまま!
常に温かい状態で熱燗を楽しめていい♪

ここでやってきたのが『エゾシカのスペアリブ』。
またぎ直送のジビエも温さんの人気メニューのひとつ。

この肉々しいお肉に、熱燗がめちゃくちゃ合う!
お肉と一体となって、最後旨味だけが口の中に残ります。これはいい。

そして開店当初から人気なのが『だし巻きたまご』とのこと。
ちなみに、このサイズでハーフサイズだそうです!かなりボリューミー♪

たちあがる湯気、そこから香る濃厚なたまごと出汁のいい香り♪
そして、プルプルの食感!あぁ、テンション上がりまくりです^^
色々トッピングができるので、いつ来ても新鮮な気分でいられます!
これは食べないと絶対に損しますよ♪

はぁ、非常に悲しいですが、そろそろシメのお時間がやってまいりました…。

まず編集員たちが目に止まったのは、『そん時の炒飯』♪
なにそん時って!めっちゃ気になりませんか?
さっそく作っていただきました!この鍋を振ってる姿が凛々しい^^

そん時の気分で内容が変わるらしい炒飯。この日はオーソドックな炒飯。
と思いきや、隠し味に塩昆布が入っているではありませんか!
塩昆布の香りと旨味が炒飯全体をまとめきっている。激ウマです。

そして、編集員たちが驚いたのがこちらのお蕎麦です。
これ普通のお蕎麦ではないんです。実は、、、

ペペロンチーノなんです!その名も『信州そばのペペロン』。
皆さん、食べたことないでしょ?^^

信州そばの香りは残しつつ、程よいにんにくの香りがアクセントをつけてくれる。
さっぱり感を出すための大葉もすごい合う!
結構食べましたけど、サラサラっと食べてしまいました^^

こちらも開店当初からのメニューだそうです。
20年以上メニューに残り続けるということは、
それだけ愛されているということですよね。
美味しいので、ぜひ一度食べていただきたいなぁと思います♪

最後は別腹で自家製プリンをいただきました♪
その名も『絶叫プリン』。
温さんのメニュー名、こってて面白いですよね!

食べたら絶叫しますから♪」とのこと(笑)
嘘でしょ!!と思うかもしれませんが、食べたら絶叫しますよ^^


旬のものから、こだわりのお料理をたくさん堪能でき、大満足の編集員たち。
店名のとおり、お料理や接客などから人の温かみをすごい感じることができました。

その温かさに包まれながらお店をあとにする編集員たちでした。
いやぁ、本当に美味しかったです!ごちそうさまでした♪

お客様と一緒に作り上げてきたこの温かさをもっと伝えていきたい

そんな美味しいお料理を提供してくれた天内さんですが、
新型コロナウイルスがまん延していた3年間は板橋の系列店に行っていたそうです。

そのときに嬉しかったことは、十条のお客様がわざわざ板橋に来てくれたこと
カウンターが10席がすべて十条のお客様でいっぱいになり、
十条のお客様の温かさに触れ、早く十条に帰りたいと思ったそうです。

そんな天内さん、休日は若いスタッフたちと遠出をしたりして、
美味しいものを食べたり、遊んだりととてもアクティブ。
いつまでも若い気持ちで頑張っていきたいとお話いただきました。

温は堅苦しいお店じゃないので、ぜひ遊び感覚で来てほしい」と話す天内さん。

これからもお客様と一緒に温かいお店にしていきたいとのことです。
編集員たちもこの温かさに触れ、すごいほっこりさせていただきました。

今回は大変お忙しい中、撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました!
北区十条へ遊びに来ましたら、ぜひお立ち寄りください。
絶対に満足する時間と空間があなたを待っていますよ。

饗酒堂 温の店舗情報

【住所】〒114-0031 東京都北区十条仲原1-1-2 柏木ビル 2F
【TEL】03-3909-0850
【Instagram】https://www.instagram.com/on0850/
【Twitter】https://twitter.com/onjyuujyou
【Facebook】https://www.facebook.com/profile.php?id=100028190420798


JUJO WALKER編集員

【運営・企画】HUMALINKS株式会社( https://humalinks.com/
【ライター】安孫子 翔一( https://www.instagram.com/abikotchi/
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