しっぽり焼き鳥か、それともガッツリ唐揚げか…そんな気分の日はここ!
初めて来た時から、なんだか懐かしくて落ち着く。 そんなレトロな雰囲気の中で極上の鶏料理がいただける居酒屋が、 JR埼京線「十条駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。
駅から離れた住宅街の中にひっそりと佇むお店ですが、これがいいのです。 味わい深くて落ち着いた雰囲気が伝わってきます。
写真をタップするとスライドショーを見ることができます!
長く十条民に認められてきたお店で、常連さんをはじめ、 飲食店の方々も営業が終わって疲れた体を休めるために多く集うお店です。 今日も常連さんやお客様たちの楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
では、早速今日もお邪魔します!
「いらっしゃいませ!」今日も気持ちのいい店員さんが案内してくれました。 店内は明るく、どこか昭和らしさを感じる気さくな雰囲気。いつ来ても居心地の良さを感じます。
あぁ、おなかの中は空っぽです。今日も最高の鶏づくしタイムのスタートです!
とりこになること間違いなし!?最初にいただく名刺代わりの逸品とは?
お料理をいただく前に、喉の通りを良くしておかないといけないですね。 とりこ屋さんはお酒の種類が豊富。だからこそいつも迷ってしまいます…。
焼酎が好きな私たちには、焼酎のラインナップが多いのも気になるところ。 「おこげ」という響きもかわいいですね!
焼酎も気になりつつ、やはり最初に気になったこちらの一杯からスタート! ドリンクも自家製というこだわり感!気持ちも一気に爽やかな気分になります!
最初の一杯はビール…。いつもならビールを頼むところですが、 今日は気分を変えて、生レモンサワーと生キウイサワーで乾杯!
甘すぎず果実の生搾り感がとってもフレッシュで、 これは絶対にお料理に合うこと間違いなしです!
手作りだからこそ味わえる果実の本来の美味しさ。気分も和み、 この爽やかな香りが疲れた体を癒やしてくれます。
ノスタルジックな日替わりラインナップが並ぶ黒板メニュー。季節を感じる一品料理や、 とりこ屋さんのお料理にぴったりな日本酒も。あちこち気になってしまいます!
店員さんはとにかく気さくで話しやすいので、オーダーに迷ったらおすすめを 訊いてみるのもおすすめです。悩みながらもまずいただいたのは、とりこ屋のポテトサラダ。
そびえ立つ山のような盛り付け、テンションがあがります…。 そして、このゴロっとじゃがいもの存在感!ポテトサラダってお店の個性が出ますよね。 フライドオニオンがサクサク香ばしくてたまりません。
お腹の準備運動も済ませたところで、いざ最初の看板メニューをいただきます!
超シンプルな食べ方にして究極!焼いてしまっては、決して味わえない! お肉の奥底に眠る甘みと優しい旨味を存分に味わうことができる とりこ屋さんの名刺代わりの逸品。
養鶏場から直接仕入れているから超新鮮。様々な部位の中から レバー、砂肝、もも、ささみ、むねの盛り合わせをいただきます。 部位で異なる食感と美味しさをダイレクトに楽しめますよ!
この健康的なツヤと赤み!肉質の新鮮さが見た目だけでも伝わってきます。 薬味も豊富で、ついついどこから食べるか迷ってしまいます。
とくに、初めて食べてびっくりしたのが、このレバ刺しです。とっても濃厚クリーミーで、 口の中でとろけていきます。臭みも一切なく、レバー刺しの概念が変わります。
焼き鳥でもお馴染みのももは緻密な肉質。ジュワッと鶏肉の旨味を感じるぷりっぷり食感! 鶏肉って、お刺身でもこんなに美味しいんだ!と感動したのを思い出します。
壁には「とり刺の美味しい食べ方」のご指南が書かれているので要チェックです!
九州醤油に、薬味をわさび0.5・生姜1・ネギ1の割合で混ぜるのが良いとのことで、 いつもこの黄金比でいただいているのですが…。
鶏の旨味を包み込む九州醤油の優しい甘さが、シャープな薬味で引き締まり、 お酒がどんどん進んでしまいます。レバー×ごま油と塩もたまらないコンビです。
とり刺しの相棒と言えば、というより私たちの好みはやっぱり日本酒。 まずは、この日に仕入れられていた福島県『天明 キラキラ純米生』をいただきました。 このタイプは初めて見るかもしれません。
辛口ですがとっても飲みやすく、シュワっとした微発泡感もあって贅沢な味わい。 知らなかった美味しいお酒との出会い、まさにお店で飲む時の醍醐味ですよね。
美酒にも出会え、気分はまったり週末気分! ここからがとりこ屋さんの真骨頂のあのお料理をいただきます。 これを食べねば帰れません。すいません、追加の注文お願いします!
口の中で押し寄せる美味しさの波に、今日もノックアウトされる!?
あのお料理をいただく前に、黒板メニューからさんまの肝醤油焼きをいただきます。 この日は少し肌寒さを感じるようになってきた秋口。秋らしい味覚も楽しまないとですね。
ここでいただくのは、佐賀県は全量雄町使用の『七田 純米 七割五分磨き ひやおろし』を。 辛口ですが、熟成感とフレッシュ感のバランスが絶妙です。
メインの前に寄り道は欠かせません。黒板の中にはいつも美味しいお料理が隠れています! 豚挽きのタコス春巻きは、パリパリの皮の中に、豚ひき肉ベースのエキゾチックな餡がたっぷり。 お好みでスイートチリソースと一緒にどうぞ!
さてさて、とりこ屋さんで絶対に食べていただきたいお料理と言えばこちら! 旨味が凝縮したひな鳥の唐揚げ!噛み締めた時の肉汁ときたらもう…!
一般的に鶏の唐揚げといえば、生後少し成長した若鶏を使うところが多いのですが、 とりこ屋さんではひな鳥を使用!若鶏に比べて身が柔らかく、 水分量が多いため、噛み締めたときに溢れる肉汁がすごい!
旨味もしっかりあるため、一度食べるとまさにとりこに! 水分量が多い分、旨味が逃げないための揚げ方はとても難しそうですが、 最高の揚がり具合。
から揚げは小・中・大の3サイズ。迷うところですが、 特に大はもも、むね、ささみ、手羽の4部位をいただけるので、断然おすすめです! テイクアウトもできるそうなので、夕飯のおかずにもグッド!
お箸で持ち上げただけで肉汁が溢れ出すほど!ももはジューシーで、むねはしっとりフワッフワ! どの部位も個性があって、食べ比べしてお気に入りを見つけるのも楽しいですね。
さらに特徴的なのは、極限まで薄くつけられた衣が演出する心地よいパリっと感。 パリッとした食感のあとに溢れる肉汁、このコントラストがあるから、 とりこ屋さんの唐揚げは病みつきになるんですよね!
お箸でもよし、手で持ってかぶりつくのもよし!とにかく、夢中で頬張ってしまう最高の唐揚げです。 美味しいお料理をありがとうございました!
どんな日も十条に帰れば、時計も気持ちもゆっくり進む
地元の人で賑わう店内。美味しいお料理とお酒をじっくり味わっていたら、 ついつい今日も長居してしまいました。
鶏料理をがっつり食べたい!という気持ちも満たしてくれつつ、 季節の食材やお酒に合う創作料理と一緒にゆっくりとした時間を過ごすことができました。
シンプルな中に隠れる素材へのこだわり。心地よい距離感。十条に暮らしていると、 この居心地の良さがつい当たり前になってしまいそうです。
ぜひ、地元十条で多くの人をとりこにしている鶏料理を味わって、 お仕事帰りの疲れをじっくり癒してみてくださいね!
とりこ屋の店舗情報
【住所】 〒114-0035 東京都北区上十条2-2-9
【TEL】03-5948-6120
【Instagram】https://www.instagram.com/toricoya_jujo/
”かのこ”とは何者?
<経歴>
1999年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
学生時代から、被写体の話を聞きながら写真を撮ることがライフワーク。
過去に容姿やアイデンティティに悩んだ経験を糧に、教育や福祉事業の仕事を経験した後、
写真と対話を軸にした屋号 “margo” を旗揚げした。
これまでに撮影した人物は100名を超え、JUJO WALKERをはじめとするWebメディアや 書籍「幸せになる! 50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方(宝島ムック)」に 掲載する写真の撮影にも携わる。
開業後、撮影に慣れていない方にも安心してご依頼いただけるよう、 パーソナルカラー活用アドバイザーの資格を取得。
<個人的なこと>
小さいときから十条で育ち、このまちの人やお店に、たくさんの思い出と愛着があります…!
クラフトビールや日本酒を飲むのが大好きで、時々ひとりで飲みに行くことも。
音楽を聴くのも日課で、歌謡曲から最近の流行りまで、好きな曲がないかいつもチェックしています。 ぜひおすすめがあれば教えてください!





















