40年続くこの味をこれからも守り続けたい、たくさんの人に楽しんでもらいたい【とんかつ水泉】
お店の雰囲気を知りたい方へ
笑顔で明るい女将さんが営む、老舗のとんかつ屋さんへ
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今回はJR埼京線「十条」駅から自衛隊方面へ徒歩5分の場所にお店を構える「とんかつ水泉」さんへ。
編集員1号は10年以上北区十条に住んでいますが、この雰囲気が大好きで以前もお邪魔させて頂きました。
お話を伺うと、なんと40年以上の歴史があり現在は女将さんが引き継いで味を守り通しているとのことです。
お店のたたずまいも昭和の古き良き時代の雰囲気も残し、味も残していく。なかなかできないことですよね…。
おなかも空いてきましたし、早速お店に入っていきましょ~!
食いしん坊の編集員1号と2号。外にも伝わってくるとんかつの香りに待ちきれず、
予約時間よりもちょっと早いですが入店します♪
「こんばんはー♪」
明るく笑顔で出迎えしてくれたのが、少し照れくさそうに笑う今回の主人公の女将さんです。
店内には常連さんの方が何名かいらっしゃっており、女将さんとの会話に華を咲かせていました。
毎回来て思うことは、常連さんの数が圧倒的に多いなということです。
この女将さんの明るい雰囲気、そして40年間守り通してきた味があるからこそ、
たくさんのお客様に愛されているんだなというのが、すごい伝わってきました。
さっそく、席につきましょう~♪席にはカスターセットがキレイに並べられており、
どれもお店の雰囲気に溶け込んでいていいですよね。ウスターの文字がとてもイカしてます^^
おっ、カスターセットの中にぽつんと佇むものを見つけてしまいましたよ!
とんかつ水泉さんオリジナルの醤油差し!
とても可愛らしいロゴで、全体の雰囲気を和やかにしてくれています♪
壁には手書きの可愛いポップにおすすめのとんかつメニューがあります。
なんか、どれもめちゃめちゃ興味をそそりますね!
『わさびとんかつ』は前回食べせていただきましたが、今回はどれを食べようかなぁ!
わさびとんかつは、テレビでも取り上げられたそうです♪
めちゃくちゃ美味しかったもんなぁ^^
それでは、さっそく注文をしていきましょう!
っと、その前に!!まずは喉を潤さないとですね♪
こういう昭和な雰囲気の中で飲むのは、もちろん瓶ビール!キュッとやりたいですよね^^
今回は『キリンクラシックラガー』で乾杯します!
めっちゃ喉乾いた!今日も一日お疲れ様でした!かんば~い♪
なんでこんなに気持ちがほっこりするんだろう…
まずお通しで出していただいたのは、豚肉とお野菜の煮物ですが、のっけから編集員たちは思いました。
『この気持ちが落ち着くようなほっこりした味はなんなんだ!』と。
味付けもちょうどよく、昔お母さんがよく作ってくれた、
どこか懐かしさを感じさせる味に全員がほっこり。
都会の喧騒から開放され、一気に気持ちがほころびました^^
この日はとても寒かったので、『もつ煮込み』もいただきます。
このもつ煮込みも美味しかった!もつの柔らかさ、脂ののり具合も最高、
そして何と言っても、隠し味に入っているのはコチュジャンかなぁ。
このピリ辛感がお酒に抜群に合う!お野菜にも出汁が染み込み、ちょうど食べ頃な感じ!
自然とお酒も進んじゃいますね♪ここで登場したのがホッピー!
ドラえもんのマドラーが超可愛い、女将さんセンスいい!!
とんかつを注文する前に一品系メニューもいただきます。
とんかつ水泉はとんかつ屋さんには珍しく、一品系メニューもすごい豊富。目移りするほどです。
その中で、まず編集員たちの目を引いたのはこの『ニラタマ』。
ニラタマなんだけど、想像していたニラタマじゃない!
もはやこれはオムレツです。恐る恐るニラタマを崩してみると…。
中はこのとおりトロットロ!はい、昇天です。
ニラの香り、そしてこの絶妙な焼き加減、そしてすこーし醤油の効いた味が編集員たちをノックアウト!
もうトリコですよね^^
実はもう1種類、たまご焼きを頼んでしまいました♪その名も『ふわふわたまご焼き』!
この懐かしい雰囲気ですから、どうしても食べたくなってしまいました…。
そして、女将さんの粋なはからいが。
『甘いのにしますか?それとも、甘くないのにしますか?』
待ってました、その質問!編集員たちの答えはずばり、、、甘いの!!!
焼き上げられたたまご焼きは名前のとおりふわふわのプルップル!
口に入れると、程よい甘さが口の中に広がってくる。小さい頃を思い出す落ち着く味。たまらないですね。
本当にとんかつに行き着くのか。大丈夫です!
まだ全然食べられますよ♪ここからは少し揚げ物もいただきます^^
まずは『磯辺揚げ』から。周りはカリッと、噛みしめると磯の香りが口の中に広がります!
軽くかけられた塩加減もちょうど良い、お酒のおつまみにいいですね♪
そしてお次は『鶏の唐揚げ』。この鶏の唐揚げもねぇ。美味しいのよ!
皆さんも疑問に思ったことありませんか?とんかつ屋さんの揚げ物ってなんで美味しいんだろうって。
その理由がなんとなくわかりました。持論ですが、ラードで揚げているからうまい!
これにつきる。一般的にはサラダ油なんでしょうけど、ラードで揚げた方が抜群に香りがいいんですよね。
しかも、とんかつ水泉さんの油はしつこくなく、香りもちょうどよい。とても食べやすいです。
いやぁ、どのお料理も味付けが懐かしい味なので童心に帰るよう。
なんか、最後に何を食べたいって聞かれたら、
子供のとき食べた料理なんだろうなぁと感じる編集員たちでした。
「これは本当にとんかつ!?」その正体は!?
そろそろ、とんかつを頼んでいきましょう~!
オーソドックスなとんかつを味わうのもいいのですが、皆さん壁のおすすめメニューを覚えていますか?
気になりますよね?ご要望にお答えし、全部食べてきましたよ♪
すいませ~ん、壁に書いてあるおすすめとんかつ全部ください(笑)
とんかつが上がる前に、ちょっと箸休めで、少しさっぱりしたものを。
自家製のポテトサラダは、玉ねぎのシャキシャキ感がたまらない。懐かしい美味しさ。
わかめときゅうりの酢の物で、口の中の油を洗い流していきます。
酢の加減もちょうどいいので、無限に食べられそうな気がします^^
特別に許可をいただきまして、揚げている姿を撮らせて頂きました!
先ほどの笑顔とはうってかわり、とても凛々しい姿。かっこいいですね♪
この揚げているときの音、そして香り!あぁ、とんかつが揚がるのが楽しみだ!
おっ、とんかつが揚がったようですね♪
このとんかつを切るときのサクッサクという音もたまらない!テンションがどんどん上がっていく。
皆さん、大変おまたせしました!最初にいただいたのは『わさびとんかつ』!
とんかつ水泉さんは、この変わり種のとんかつがバリエーションがあり、本当に美味しいのですよ!
ん?なにやら真剣にとんかつを見つめる編集員2号。
その手には、あのオリジナルロゴ入りの醤油差し。何をされるの??
醤油差しから3滴ほど醤油を垂らし口の中へ。編集員2号に見習い、みんな口の中へ。
まず驚かされるのは、衣のソフトでフワッとしたサクサク感!
お話を伺うと、父の代から受け継いだ衣の付け方をしているそうで、
味を守っていきたいという強い意思がとても感じられました。
そして、その衣をまとったとんかつを噛みしめますが、全然ツンとこない!
本わさびの甘さと香りだけが伝わってくる。その甘さを巧みに操るのが一緒に挟まった海苔。
この海苔が全体の味をまとめ、とんかつ・わさびの間を取りまとめている。
中々いい仕事をしています。
つづいて来たのは『ぎょうざとんかつ』!
この発想が面白いですよね。こちらは特性のタレを付けていただきます。
衣の食感はもちろんのこと、具だくさんのぎょうざの餡が入っており、食べごたえ十分!
特性のタレがいい仕事をしていますね。これはもはやぎょうざと言っても過言ではない。
飲食店で働いていた編集員1号は思いました、絶対仕込み大変だろうなぁと…。
その大変さも顔に出さず、明るく接してくださる女将さん、本当にすごいなと思います。
お酒も進みまして、白霧島をボトルでいただきました!
白霧島のふっくらとした旨味と後からくるピリッとした辛さが、とんかつにめちゃくちゃ合いました^^
白霧島で喉を潤しつつ、やってきたのは『ねぎ塩とんかつ』!
たっぷり、そして程よい塩加減と旨味が引き出されたねぎ塩が、とんかつにばっちり合う!
どのとんかつを食べても思ったのですが、
とんかつというよりもおつまみになるとんかつです!お酒との相性がめちゃくちゃいいと思いました。
そして最後に味わうのが、『お好み焼きとんかつ』。
はいはいはい、見た目はたしかにお好み焼き!でも、見た目だけなのかなぁ。
お好み焼きですので、ソースをかけないと始まりませんね。ソースをたら~っと!
では、さっそくいただきましょう♪
さてさて、今までは中に色々入っていたので今回は何が入っているのかなぁ。
心を踊らせ、中を開けてみる編集員たち。そして、編集員たちが目の当たりにしたものは!?
なんと、中に詰まっていたのは紅しょうが!!これは想像つかなかったなぁ…。
こんなに紅しょうが入っていたら、ショッ辛いのかなと思いきや、まったくそんなことはありませんでした。
火に通された紅しょうがは辛さが抑えられ、
生姜本来のほんのりとした甘さがとんかつの旨味と合わさり、絶妙な一体感を出している。
そして、口の中に入れるとお好み焼きが完成する。よく考えたなぁ…。
あまりの美味しさにこの表情^^
一通りおすすめのとんかつをいただきましたが、
どのとんかつもとても個性的で、しかもお酒に合うものばかり!
とんかつ屋さんは定食だけのイメージが強いですが、本当に居酒屋のような感じ!
ごはん以外でも、全然楽しめるお店です。
ごはんで思い出しましたが、シメのごはん食べてないなぁ。
まだ食べるんかいと思うかもしれませんが、ここで止まるJUJO WALKERではありません。シメ、食べますよ♪
最後に頼んだものは・・・
とんかつ屋さんですからね。これを食べなきゃということでシメは『カツカレー』!
変わり種のあとの、あえてのオーソドックスなとんかつを最後に楽しんじゃいます♪
オーソドックスなとんかつも、ジューシーで、サクサクの衣がたまらない。
そこにまとわせるカレーはスタンダードな日本風カレー。この取り合わせがいいのですよ。
あぁ、ようやくおなかいっぱいになりました♪
おなかも心も大満足!とてもほっこりする時間を過ごさせて頂きました。
いやぁ、本当に美味しかったです、ごちそうさまでした♪
明るい笑顔の裏に隠された様々な苦労
とても明るい笑顔で出迎えてくれる女将さんですが、
2021年8月から引き継ぎ、お一人で切り盛りをされております。
新型コロナウイル拡大という時期にもぶつかり、そしてそれ以外にも様々なご苦労があったそうです。
それでも笑顔を絶やさず、父の味を守り続けている女将さんは本当に素晴らしいと思います。
その苦労を乗り越えようとする姿を見ているからこそ、
たくさんの常連さんに愛されているんだなと感じました。
営業時間も終盤ということで、常連さんと乾杯する女将さん♪とてもいい笑顔ですね。
常連さんの方もみんないい人で、良いお店には、良い応援者の方がたくさんいらっしゃるんだなと思いました。
とんかつ水泉さんが作る、父から受け継いだとんかつ、お料理、
そしてこの明るい空間にはたくさんの想いが詰まっています。
これからも応援していきたい、そう思える素晴らしいお店だと改めて思いました。
お忙しいのにお見送りまでしてくださいました!本当に感謝です…。
今回は大変お忙しい中、撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました!
北区十条へ遊びに来ましたら、ぜひお立ち寄りください。
絶対に満足するお料理と空間が待っていますよ。
とんかつ水泉の店舗情報
【住所】 〒114-0034 東京都北区上十条1-26−2
【TEL】03-3907-5223
【Instagram】https://www.instagram.com/tonkatsu.suisen/
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JUJO WALKER編集員
【運営・企画】HUMALINKS株式会社( https://humalinks.com/)
【ライター】安孫子 翔一( https://www.instagram.com/abikotchi/)
【カメラマン】後藤 龍伯( https://www.instagram.com/tatsunori.510/)
【カメラマン】からくん( https://karakunphoto.com/)