あなたの「笑顔」と「美味しかった」の言葉が欲しくて、毎日大好きな料理と真剣に向き合っています【魚一 1号店】
駅から少し離れた場所にある、まったりし過ぎるほどの癒やし空間へ
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JR埼京線「十条」駅から5分ほど歩いた住宅街に、美味しいお魚料理とお蕎麦を出すお店があるらしい。
噂を聞きつけたJUJO WALKER編集部は、さっそく「魚一(うおいち)1号店」へ。
北区十条=「せんべろ」というイメージが強いけど、どんな料理が出てくるんだろう。
もう待ちきれないので、さっそく店内へ入りましょう♪
『大衆居酒屋みたいにガヤガヤしているのかなぁ・・・。』
というイメージを、一気に吹き飛ばしているくれるほど、落ち着いた空間が私たちをお出迎えしてくれました。
お席はカウンターが6席、テーブル席が4つと、とてもゆったりとした感じ。
「あれ??全然北区十条っぽくないぞ!?」
そして、店内には可愛いオブジェ、たくさんのお酒たち!見てるだけで心が踊りますね!
カウンターから何やら楽しげな声が聞こえてきたぞ。お店の近くに住んでいる常連さんかなぁ。
店主と談笑しながら、まったりとした時間を楽しく過ごしておりました。
その後ろのテーブル席では、小さなお子様連れのご家族が晩ご飯を食べていました。
居酒屋であっても、お子様も安心して食事を楽しめるお店なんだと、地元への密着感をすごい感じました。
あとで店主にお話を伺ったら、お一人様のお客様も多いようですね。
この雰囲気ですからね、仕事終わりにゆっくりしたいなぁというときにすごい良いかも!
そんな雰囲気を作り出す今回の主人公が店主「小川健一」さんです。
お話を伺うと、本当に料理が大好きで、休日も料理の研究をしているそうですよ。
どうしたらもっと美味しく作れるかなぁと毎日自問自答されているとのこと。
そんなにこだわっている小川さんの料理を早く食べてみたい!
さっそく席につき、お料理を注文しましょう。
「えっ!?」お豆腐って自分で作れちゃうものなの!?
まず私たちを驚かせたのはクオリティの高さ。夏真っ只中のお通しはこんな感じ!
- 旬のとうもろこし入りのだし巻き
- 自家製の釜揚げ豆腐(ん???)
- かぼちゃの煮付けとポテトサラダ
お話を伺うと、毎日内容が変わるようですが、
お通しからこのレベルだと、他のお料理への期待感も高まりますよね。
お通しと言われて軽く流しそうでしたが、ちょっと待ってくださいよ!
「お豆腐を自分で作ってるんですか!?」
お話を伺うと、色々なお店を回ってようやく見つけた「茨城県産大豆の豆乳」と「天然のにがり」で、
毎日いちから自分で炊き上げているそうです。お豆腐って自分で作れるものなんですね、すごい・・・
このお豆腐もご自宅で研究して、ようやくできるようになったそうですよ。
これはお通しでちょびっとしか食べないのはもったいないなぁ。
おすすめの『自家製釜揚げ豆腐』を注文しなきゃ!
スーパーで何気なく買って食べていた豆腐がまるで嘘みたい!
自家製の豆腐はまず何が違うって、口に入れたときに広がる大豆の香り。
大豆の香りって、こんなに濃厚で豊かなものだったんだと気付かされます。
改めて気づいてしまいました。
美味しい豆腐は、何もつけなくても美味しい!間違いない。
醤油だとか、塩だとか、調味料は一切必要ないんですよ。
あれ????? すっかり忘れてましたよ。
そういえば、お魚料理とお蕎麦が美味しいお店だったよなぁ。
最初からそんなことも忘れるほどの衝撃が走るほど美味しい料理。
でも、お刺身食べなきゃ意味がないですよね。
すいませ~ん、お刺身の盛り合わせを3人前くださーい!
料理人生の中で一番こだわり続けたのは、季節を楽しめるお刺身たち
新鮮なのは当たり前。仕込みや切り付けで味も見た目もすべて変わる。
せっかくの良いお魚も、触りすぎてしまうとすぐに悪くなってしまう。
だから、いかに手早くさばくかをとくに意識して仕込んでいると話す小川さん。
そんな想いは、1つのお皿の上で見事に表現されていました。
これはもう、食べてなくてもわかりますよ・・・。絶対美味しいって!!!
私たちがあれやこれや語る必要はありません。このお刺身を食べないと絶対損しますよ。
お魚の仕入れは豊洲市場から。季節が楽しめるように旬を常に意識して仕入れてます。
ひと際気になったのは、本マグロの希少部位を使ったお刺身。
その希少部位は、なんと本マグロの頭をまるまる仕入れて、自分でさばいるそうです。
動画とか見たことありますけど、頭を自分でさばくのは結構大変みたいですよ。
写真の真ん中にあるのが、「ハチノミ」というマグロの頭のお肉。
味はまさに大トロ!炙って出してくれるところがにくいですよね!
口に入れるとサラリと溶けていき、天然の美味しさが味わえます。
美味しいお料理に囲まれて、自然とお酒が進んでいきますね♪
この日は米焼酎『鳥飼』を水割りでいただきました。
ゆったりした空間なので、本当にゆっくりとお料理とお酒を楽しめる。
常連さんやお子様連れのご家族、お一人様が来たい理由がわかった気がします。
旬の食材を使った一品料理もクオリティやばし!
シメのお蕎麦の前に、一品料理もいくつか頼もうかな。
この日はまだ夏もちょうど真っ只中で、夏野菜が美味しい時期。
ということで、こんなものを頼んでみましたよ。
【カニ味噌入りバーニャカウダと夏野菜添え】
バーニャカウダは、アンチョビとニンニクをベースにしたものが一般的ですが、
それだけじゃ面白くないからと、「カニ味噌」を入れてみたそうです。
カニ味噌を入れると、洋風から和風テイストに一気に変わります。
さらに、アンチョビだけでは出せない味の深みが出ていい、
超濃厚なバーニャカウダにもう箸が止まらない!
【トウモロコシと穴子の天ぷら】
和食屋で揚げ物といえば、天ぷらを食べないで何を食べるんだ!
とくに旬のトウモロコシは焼いてもいいけど、揚げても美味しい。
ジューシーなトウモロコシの甘みが口いっぱいに広がり、ほっぺがおっこちそう・・・。
そして、私たちを驚かせたのは穴子!大きな穴子がまるまる一本、豪快に入っているではないですか。
身はふわふわ、周りはカリッと。おなかも心も満たされます・・・。
編集員1号も思わず、この表情(笑)
ノド越しを追求した、さらさらっと食べられちゃう信州そば
最後のシメはやっぱりおすすめのお蕎麦ですよね!
魚一1号店のお蕎麦は、石臼挽きのそば粉だけを使った信州そば。
ボリュームがあるように見えますが、ノド越しが爽快でさらさらっと喉を通っていきます。
そして、石臼挽きならではのそば粉の香りが心地よく広がっていきます。
シメにラーメン!よりもずっと罪悪感がない(笑)
どうやらお蕎麦はお持ち帰りができ、ご自宅でも召し上がれるよう!
今度買って帰ろうかな!というくらい、クセになりそうなノド越しの信州そばでした。
あまりのノド越しの良さにのけぞる編集員2号、みてくださいこの表情(笑)
新型コロナウイルス感染拡大の真っ只中でオープンした魚一1号店
笑顔でお出迎えしてくれた小川さんですが、お店をオープンさせたのは2022年1月末のこと。
まん延防止特別措置期間中で、夜の営業がままならない中でオープン。
お客様も外出を控えており、当初はとても苦労をされたそうです。
それでもめげずひたむきに、大好きな料理と毎日真剣に向き合い、
美味しい料理を作り続けた結果、徐々に噂が広がり、
今ではお客様もたくさん来ていただけるようになったとのことです。
小川さんが作る料理には、たくさんの想いが詰まっており、
たくさんの人を笑顔にさせる優しい料理でした。
今回、撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました!
北区十条へ遊びに来ましたら、ぜひお立ち寄りください。絶対に満足する空間と料理が待っていますよ。
魚一1号店の店舗情報
【住所】〒114-0034 東京都北区上十条3-4-10 朝日シティパリオ十条
【TEL】03-6454-3665
【公式LINE】https://lin.ee/2bqCGDV
【Instagram】https://instagram.com/uoichi_ichigou/
【Twitter】https://twitter.com/uoichi_ichigou/
【Facebook】https://facebook.com/uoichi1gouten
JUJO WALKER編集員
【運営・企画】HUMALINKS株式会社( https://humalinks.com/)
【ライター】安孫子 翔一( https://www.instagram.com/abikotchi/)
【カメラマン】後藤 龍伯( https://www.instagram.com/tatsunori.510/)
【カメラマン】からくん( https://karakunphoto.com/)